広告会社から求められる人材とは?【新卒向け】

キラキラしたイメージのある広告業界の中でも特に人気のある電通、博報堂、ADKなどの総合広告代理店。そんな広告代理店で求められる学生とはどんな資質がある人か、現役の広告マンがお伝えします。

コミュニケーション力

広告業界は、多くのスタッフが関わりプロジェクトを進める必要があるため、協調性とチームワークが重要となります。そのため、自己主張をしながらも、周りと協力して仕事を進めることができるコミュニケーション能力が必要とされます。クライアントやチームメンバーとのコミュニケーションが欠かせないため、適切な伝達力と説得力を持つことが求められます。また、プレゼンテーション能力やディスカッションのスキルも求められることになります。

あらゆる物事に対しての興味

広告業界は常に変化し続けるため、自己研鑽が欠かせません。広告業界だけでなく、それ以外のあらゆる物事に興味を持ち、業界や世の中の最新動向やトレンドをキャッチアップし、自らもアイデアを出すことができることが求められます。自分の興味の幅をあらゆる範囲に広げることができ、それを日常的に行っていけるような素質が求められることになります。

あらゆる体力

広告代理店は、広告主へのコミュニケーションアイデアの提案によってお仕事を受注することがほとんどです。そのビジネスの構造から、どうしても広告主の力が強くなり、Noを言いづらい状況から労働時間が長くなったり、精神的にもハードな状況が多くなります。また、新規性のあるアイデアを生み出す必要があるため、考えに考えに考え抜くということが必要になってきます。そのことから、身体的にも、精神的にも、頭脳的にもタフさが求められます。

以上の3つが、特に広告業界において、まだ特定のスキルを持たない新卒の学生に求められることが多い資質です。就活における面接でも以上を参考に自己PRをするのもいいかもしれません。