全国にはテレビCMの電波エリア（放映エリア）が32エリアあります。
テレビ局ごとにテレビCMの放映料金（コスト）は異なりますが、各エリアのおおよその料金相場をまとめました。
また、各エリアごとのCPM（千人あたりの料金）も比較してみました。
テレビCMの種類と料金の考え方
テレビCMの出稿方法には、スポットとタイムの2つがあり、それぞれで料金の考え方が異なります。
スポットは1GRP（視聴率1%）ごとに買い付けを行う方法で、様々な番組や曜日時間にCMを出稿することができます。テレビ局ごとに出稿の仕方により、1GRP（視聴率1%）あたりの料金（コスト）が定められます。
一方、タイムは特定の番組に提供を行う方法で、その特定の番組でのCM出稿と提供のロゴ等が表示され、番組ごとに料金が設定されます。
下記では、スポットの料金について、全国の各エリアの相場をお伝えします。
各エリアのスポットCM 料金相場
各コストは個人視聴率1%獲得あたりの想定コストです。
北海道 ： 13,600円
青森 ： 4,222円
岩手 ： 3,833円
宮城 ： 8,833円
秋田 ： 4,222円
山形 ： 4,042円
福島 ： 8,000円
東京 ： 182,000円
新潟 ： 6,833円
長野 ： 7,583円
山梨 ： 8,333円
静岡 ： 10,167円
富山 ： 4,333円
石川 ： 3,542円
福井 ： 5,000円
名古屋 ： 26,000円
大阪 ： 46,667円
鳥取・島根 ： 4,667円
岡山・香川 ： 6,067円
徳島 ： 5,000円
愛媛 ： 3,500円
高知 ： 4,778円
広島 ： 10,333円
山口 ： 5,111円
福岡 ： 16,267円
佐賀 ： 5,000円
長崎 ： 3,750円
熊本 ： 6,250円
大分 ： 4,444円
宮崎 ： 8,333円
鹿児島 ： 4,583円
沖縄 ： 4,444円
スポットCM CPM
各エリアの人口千人あたりコストを計算し、高い順に並べたものが、下記のグラフになります。
エリアによって、テレビCMの効率が異なることが分かります。
特に、エリアのテレビ局数が2局以下しかない、山梨、宮崎、徳島、福井、佐賀エリアについては、CPMが高く、他エリアと比べると割高になることが分かります。
