スイッチメディア社の提供する「TVAL(ティーバル)」とは?

今回は2022年6月30日にスイッチメディア社よりリリースされたTVAL(ティーバル)について、ご説明します。

TVAL(ティーバル)とは

スイッチメディア社の保有する「全国24,000人のテレビ視聴パネルデータ」とインテージ社の保有する「購買履歴」や「パソコン・スマートフォンの閲覧履歴の実データ」を掛け合わせたデータの提供を行うサービス。

SMART(スマート)との違い

同社の提供するSMART(スマート)との大きな違いは、購買情報やデジタルメディアの接触データと紐づけた視聴率を確認できる点です。また、SMART(スマート)では関東・関西のエリアのみの視聴率データの提供でしたが、今後、関東、関西に加え、日本全国でのデータ利用や、北海道、東北、北陸・甲信越・静岡、名古屋、中国・四国、九州・沖縄などエリア別のデータも提供をするようです。
SMARTの説明はこちら

以下にスイッチメディア社のサイトに記載があるTVAL(ティーバル)の特徴を記載します。

TVAL(ティーバル)の特長

以下スイッチメディア社のWebサイト(からの引用です。

  1. デジタルマーケティングのようなKPI管理を実現
    詳細な属性でセグメントされたターゲット層について、インプレッション単価やCPV(視聴単価)等、YouTube広告と比較しやすいテレビCMの指標を最短翌日からいつでもお手元のPCで確認できます。
  2. 商品ターゲットのペルソナと同じ属性ターゲットを設定可能
    趣味・嗜好、生活環境、購買やデジタルメディア接触の実データから詳細な属性ターゲットを設定することができます。インテージ社の独自の購買データ(SCI)、デジタルメディア接触データを用いたセグメント別にCM視聴状況を可視化できます。
  3. テレビCMの視聴と商品購入の関連を分析
    同カテゴリの商品をよく購入している層が、どういう番組、時間枠を視ているのかを簡単に可視化できるため、潜在顧客へのリーチが容易になります。またテレビCM視聴者がその後商品を購入したのかどうか、テレビCM視聴者数の増加に応じて商品購入数が増えたのかを分析できます。※1
  4. 競合他社のCM出稿パターンをマーケティング戦略立案に活用
    競合他社のCM出稿実績をすぐに確認できるのはもちろん、自社の商品ごとに競合商品を指定することで比較データを毎日自動更新でグラフ表示することができます。
  5. 一部、無料アカウントでの利用も可能
    限定された範囲ではありますが、無料アカウントで自社のテレビCM出稿データをみることができます。※2
    ※1 インテージ社と共同で分析を実施します
    ※2 初期リリース時点で未実装の機能は、2022年内および2023年にかけて順次開発予定です

今後も随時情報がアップデートされていくようなので、下記スイッチメディア社 TVAL(ティーバル)のページを要チェックです。
https://www.switch-m.com/service/tval