これだけは押さえておきたい広告用語70選(WEBマーケティング編)【2023年度】

広告業界では日々新しい用語が誕生しています。膨大な広告用語が存在する中、日々の業務を円滑に進めるにあたって、これだけは知っておきたいという用語70個を、現在広告代理店に勤めている現役広告マンがまとめました。今後も定期的にアップデートしていきますので、ぜひブックマークをしておいてください。

WEB広告指標

インプレッション(imp, imps)

WEB広告がページに表示されること。表示された数のことをインプレッション数(表示回数)という。

CPM

1000回あたりの表示単価。Cost Per Mileの略で、シーピーエムと読む。費用÷広告表示回数×1000で算出できる。WEB広告では、基本的に表示回数1回の単価が非常に低い(0.05円とか)ため1000回あたりの表示単価で効率を確認することが多い。

クリック(Click)

表示された広告がクリック(タップ)されること。クリックされた回数をクリック数という。広告をクリックすると、設定されたURLに飛ぶ。

クリック率(CTR)

広告が表示されたうち、クリックされた割合のこと。クリック数÷表示回数×100で算出される。サイト誘導効率を見る指標でもある。CTRはClick Trough Rateの略。

クリック単価(CPC)

クリックあたりの費用のこと。費用÷クリック数で算出できる。CPCはClick Per Costの略。

コンバージョン(CV)

設定したゴールに到達すること。ゴールは、商品購入、資料請求、お問い合わせ、会員登録、ボタンのクリックなど施策の目的によって様々なものがある。コンバージョンした回数のことをコンバージョン数という。獲得数や転換数(お客様でない人がお客様に転換することから)ともいう。CVは、転換を意味するConversionから。

コンバージョン率(CVR)

広告がクリックされた数のうち、コンバージョンした数の割合。クリック数÷コンバージョン数×100で算出。CVRはConversion Rateの略。獲得効率を見る指標。

コンバージョン単価(CPA)

コンバージョンあたりの費用のこと。費用÷コンバージョン数で算出。獲得単価ともいう。CPAはCost Per Actionの略。

エンゲージメント

SNSで使用される。投稿や広告に対してのいいね、シェア、コメントなどのクリック以外のアクションのこと。エンゲージメントされた回数のことをエンゲージメント数という。

エンゲージメント率

広告表示数のうち、エンゲージメント数の割合。エンゲージメント数÷表示回数×100で算出できる。広告のエンゲージメント獲得効率を見る指標。

エンゲージメント単価(CPE)

エンゲージメントあたりの費用のこと。費用÷エンゲージメント数で算出。Cost Per Engagementの略。

CPF

Facebook広告で、ファン(いいね)を獲得するあたりの単価。シーピーエフと読む。Cost Per Fanの略。

CPI

アプリ広告での、アプリのダウンロードあたりの単価。シーピーアイと読む。Cost Per Installの略。

CPV

動画広告で、動画1回視聴あたりの単価。媒体によって視聴の定義が異なるため、複数の媒体のCPVを比較する際は注意が必要。シーピーブイと読む。Coct Per Viewの略。視聴率と合わせて、動画広告の視聴効率を測るための指標として使う。

CPCV

動画広告で、動画1回の完全視聴(途中で見るのをやめずに最後まで視聴すること)あたりの単価。媒体によってはCPVと同じになることもある。シーピーシーブイと読む。Cost Per Complete Viewの略。

リーチ(Reach)

広告の到達率のこと。ある母数に対して、どのくらいの割合に広告が届いたかを示す。リーチ数というと、届いた人数のことになる。リーチを見る時には、どこを母数としているのか、どの期間のことなのかに注意する必要がある。

フリクエンシー(Frequency, FQ)

広告が一人に対して、何回表示されたかを見る指標。 どの期間のフリクエンシーなのかに注意する必要がある。 フリクエンシーが高まるほど、広告の認知や理解が進むことが多い。

WEB広告用語

リスティング広告

検索エンジンでの検索結果画面の上部や下部に表示されるテキスト広告のこと。PPC(Pay Per Click)広告ともいう。一般には、検索クエリ(検索語句の組み合わせのこと)とクエリごとに出す広告を登録し、登録した検索クエリがユーザーに検索されると、広告が表示される。(同じ検索クエリに複数の広告主が広告を登録していると、検索エンジン独自のオークションによりランキング付けされ、表示有無や表示順等が決められる)顕在層の獲得に効果的な広告。

ディスプレイ広告

テキスト、画像、動画、音声等で構成されたバナーを、ウェブサイト、SNS、アプリ等で配信する広告のこと。jpeg等の画像データだけでなく、mpeg(動画)やgif(アニメーション)の形式も配信できることが多い。潜在層の獲得に効果的かつ、バナー形式のため、サイト誘導効率も高い。

動画広告

動画を配信する広告のこと。YouTubeやTVerなどの動画プラットフォームに加えて、SNSやWEBサイトでの動画広告もある。潜在層の認知を効率的に獲得できる。

SNS広告

SNS(ソーシャルネットワークサービス)上で配信される広告の総称。YouTube広告、Facebook広告、Instagram広告、LINE広告、Twitter広告、TikTok広告等すべてSNS広告である。ユーザーの興味のあるコンテンツの中(タイムライン上)に配信でき、ユーザーも受動的な情報接触態度であることが多いため、広告認知だけでなく、エンゲージメントにつながりやすい。

アドネットワーク

複数の広告媒体(ブログやSNS)から構成される広告配信ネットワークのこと。通常であれば、各媒体と広告出稿のやり取りを行う必要があるが、複数の広告媒体を束ねることで、入稿規定や課金形式を一元化し、広告主の手間を省くメリットがある。代表的なものに、GoogleAdNetwork(GDN)やYahooAdNetwork(YDN)等がある。

アドエクスチェンジ

複数のアドネットワーク管理する仕組み。アドネットワークごとの入稿規定を一元化したり、課金形式を表示課金に統一することによって、複数のアドネットワークへ横断的に広告の出稿や掲載ができる。

DSP・SSP

アドエクスチェンジを使った広告出稿にあたり、広告主側が広告の入稿や入札金額の設定を行いそれらを配信する仕組み(ツール)がDSP(Demand Side Platform)、媒体側が広告枠に対して値付けを行い枠を売りに出す仕組み(ツール)がSSP(Supply Side Platform)という。

RTB

DSPとSSPのやり取りをリアルタイムで行うシステムのこと。Real-Time Biddingの略。

リターゲティング

過去に自社のWEBサイトに訪れたことのある人が、広告ネットワーク内のページを訪れた際に、広告枠に広告を表示する手法。一度自社サイトを訪れている人のため、コンバージョンの可能性が高い。

類似ターゲティング

自社の顧客リストやサイト訪問者リストをもとに、リストと類似する人に対して広告を配信する手法。顧客になる可能性が高い人へ幅広く広告を出せることがメリット。

コンテキストターゲティング

広告配信面の文章や画像をAIによって判別することで、配信面のコンテキスト(内容)を指定して広告を配信できる手法。3rd party cookieの利用制限により、活用の幅が狭まる”人”へのターゲティング手法の代替策として、今後増えることが予想される手法。

デモグラフィックターゲティング

各媒体の持つデータをもとに、年齢、性別、エリア、収入などのデモグラフィック属性でターゲティングし広告を配信する手法。

デバイスターゲティング

パソコン、スマホ、タブレットなどのWEBページやSNSを閲覧しているデバイスでターゲティングをし広告を配信する手法。媒体によって、機種でもターゲティングを行うことができる。

ジオターゲティング

ユーザーの持っているデバイスの位置所法を使って行う広告手法。端末のGPS、ブラウザのクッキー情報、モバイル通信やWi-Fiの基地局、ビーコン等からそのデバイスの位置情報を予測し、指定したエリアにあるデバイス(ブラウザ)で閲覧するWEBページ、SNS、アプリに広告を表示する。従来チラシやポスティングで行っていたエリアプロモーションをジオターゲティングで行う企業も多い。

IPターゲティング

IPアドレスから判定された位置情報・企業情報・気象情報・回線情報を活用し、広告を配信する手法。IPアドレスをもとに企業や大学(にいる人)をターゲティングすることができる。

アフィリエイト広告

WEBページやSNSのアカウント等、媒体を保有しているアフィリエイター(媒体主)が、自らの媒体に広告を設置する手法。狭義かつ一般的には、広告経由で申し込みや購入があった時に広告費が発生する成果報酬型のことをアフィリエイト広告と呼ぶ。広義には、広告の表示とともに費用が発生するインプレッション型、一定の期間や表示回数あたりの費用が設定されている固定報酬型もアフィリエイト広告と呼ぶことがある。この場合、前者はアドセンス広告、後者はディスプレイ広告とほぼ同義。

ネイティブ広告

広告配信先WEBサイトのコンテンツ表示形式と似たような形式で広告を配信する手法のこと。記事の中に広告を自然に溶け込ませることができるため、ユーザーのストレスを下げることができると言われている。ゆえにサイト遷移後の直帰率が低くなったり、滞在時間増加につながる可能性が高い。

記事広告

新聞・雑誌やWEBメディアにおいて、通常の記事と同じような形で掲載される広告のこと。媒体側が広告を制作することが多いが、広告主側が広告を制作した後、媒体の確認を経て掲載する場合もある。タイアップ広告とも呼ばれる。メディアと同じ体裁の広告のため、コミュニケーションのスピードが速く、記事体のため、深い内容の理解が期待できる。

リワード広告

アフィリエイト広告の一種で、提携先WEBサイトでアプリのダウンロード、商品購入などの成果が発生すると広告主から媒体に費用が支払われ、成果を発生させた会員にポイントなどで還元される仕組みを持った広告手法です。ポイントサイトやアプリ等が該当します。Googleアドセンスのように成果が発生してもユーザーに還元がない間接インセンティブ型に対して、リワード広告は直接インセンティブ型と分類されます。

メール広告

電子メールの形で、送信される広告を行うダイレクトマーケティングの一種。消費者が事前に登録した情報(興味のあるジャンルや属性)に基づいて、ターゲティングしてメールを配信する手法。自社の顧客に対して送るメールはメルマガと呼ぶ。

クリック課金型

WEB広告の課金方式の一つ。広告がクリックされるごとに広告費が発生する。事前に設定したクリック単価に基づいて、入札を経て発生するクリック単価が決まる。広告の表示だけでは費用が発生せず、興味を持った人がクリックした(≒サイトに移動した)時に費用が発生するため、サイト誘導施策を行う際にはこの課金形式を採用することが多い。

インプレッション課金型

WEB広告の課金方式の一つ。広告が表示されるごとに広告費が発生する。より幅広い人に広告を表示したい場合や、DSP広告で採用されることが多い。

エンゲージメント課金型

WEB広告の課金方式の一つ。SNSなどで、広告に対してのアクションがされるごとに広告費が発生する。広告に対してのいいね、シェア、返信、アカウントフォローなどが対象となる。ユーザーのポジティブな反応にのみ広告費が発生するため、エンゲージメントを高めるための費用対効果が高くなる。

成果報酬型

アフィリエイト広告で採用されている課金方式。WEBページやSNSのアカウント等、媒体を保有しているアフィリエイター(媒体主)が、自らの媒体に広告を設置し、設置した広告経由で商品等が購入されたときに費用が発生する。

配信数型

WEB広告の課金方式の一つ。メール広告等で広告の配信先の件数によって広告費が変動する広告。

広告視聴単価型

WEB広告の課金方式の一つ。動画広告等で動画が一定の時間再生された時に費用が発生する広告。15秒の広告があった時に、3秒以上再生されると費用が発生、15秒完全に再生されると費用が発生する等、媒体によって視聴の定義がある。

期間保証

WEB広告の課金方式の一つ。一定の期間広告を掲載することを条件として、設定された広告費を支払い広告を出稿する。WEBメディアの純広告に多く見られる。

ページビュー保証

WEB広告の課金方式の一つ。広告を掲載したWEBページが一定のPV数を得られるまで、広告の掲載が行われる。PV数に対して、広告費が設定されており、期間保証と同じくWEBメディアの純広告に多く見られる。

マーケティング指標

KGI

最終的に目指すべき数値目標のこと。Key Goal Indicator(重要目標達成指標)の略。

KPI

KGIを細分化した中間的な目標のこと。Key Performance Indicator(重要業績評価指数)の略。理解しやすい、比較できる、行動を変えてくれる、コントロールできるという要素が重要。KPIの中でも、KGIに大きな影響を与えるもので、最も取り組むべき目標をCSF(Critical Success Factor)、KSF(Key Success Factor)、KFS(Key Factor for Success)という。

ROAS

広告の費用対効果を見る指標。Return On Advertising Spendの略で、ロアスと読む。広告経由の売上÷広告費×100で算出できる。

ROI

投資に対してどのくらい利益を生み出せたかを見る指標。Return On Investmentの略で、アールオーアイと読む。利益÷投資額×100で算出できる。

LTV

ある顧客から障害にわたって得られる利益のこと。Life Time Value(顧客生涯価値)の略で、エルティーブイと読む。CRM(Customer Relationship Management)は、このLTVを高めるために行うマーケティング施策。

マーケティング施策

PDCA

Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法のこと。当初計画したことが100%実行され、100%の成果を得られることは実ビジネス上ほとんどないため、結果を確認しながら、改善を繰り返し行っていきながら、KGIやKPIの達成を目指していく必要がある。

SEM

検索エンジン(の検索結果画面)から、WEBページへの訪問者を増やすためのマーケティング施策。Search Engine Managementの略。SEMにはSEOとリスティング広告に分類される。

SEO

検索エンジンの検索結果画面にWEBページが表示されやすくするように、WEBサイト・ページに対策を行うこと。Search Engine Optimizationの略。SEOにはWEBサイトの自体を改善する内部対策と他サイトからの被リンクの量と質を向上させる外部対策がある。

LPO

広告や検索結果画面から流入した最初のページをランディングページといいますが、そのランディングページでの直帰率やそこからのコンバージョン率を高めるために、データ等を活用しページの改善を行っていくこと。Landing Page Optimizationの略。

EFO

WEBサイト内にある入力フォームの内容やデザインを、ユーザーが入力しやすいように改善すること。Entry Form Optimizationの略。これを行うことにより、会員登録や商品購入などでの入力フォーム時点での離脱を防ぎ、コンバージョン率を高めることができる。

MEO

主にGoogleマップ向けの地図エンジンにて、検索上位に自社や自店が表示されるように対策を行うこと。Map Engine Optimizationの略。これを行うことで、自社や自店の認知獲得と来店促進を図ることができる。

A/Bテスト

WEBマーケティングにおいては、バナー、広告分、WEBサイト、LP等を最適化するために実施するテストのこと。デザインや内容の違うAパターンとBパターンのバナー等を用意し、データを確認しながら効率の良いものを採用していく。同時期に2パターンを走らせて比較する方法と、Aパターンの時期、Bパターンの時期に分けて比較する方法がある。また、AとB2パターンだけでなく、3パターン以上でテストを行うこともある。多くのパターンのテストを自動化するツールもある。

MA

マーケティング活動を自動化する(ツールの)こと。Marketing Automationの略で、エムエーやマーケティングオートメーションと読む。MAの導入により、見込み客一人一人に合わせたコミュニケーションを行うことが可能になる。

SFA

営業が商談を開始してから受注に至るまでの進捗状況を可視化し、その活動の管理を行う、営業支援ツールのこと。Sales Force Automationの略。

CRM

顧客の情報を収集・管理・分析することで、顧客ごとに最適なコミュニケーションをおこなうこと。Costomer Relationship Managementの略。既存顧客のLTVを最大化するために行われる。

アクセス解析

ページビュー(PV)

WEBページが開かれた回数。WEBサイト全体のページビューは、サイト内にある各ページのページビューの合計になる。

セッション

WEBサイト全体への訪問回数のこと。

ユニークユーザー(UU)

WEBサイトやWEBページに訪問したユーザーの数。

直帰率

WEBサイトに流入したセッションのうち、ラインディングページ以外のページへ遷移せずにWEBサイト外へ離脱(移動)したセッションの割合。訪問者に対し、最適な情報を提供できていない場合、直帰率は高まっていく。

滞在時間

WEBサイトに流入したユーザーが他のWEBサイトへ離脱(移動)する、またはブラウザや画面を閉じるまでの時間のこと。平均セッション時間と平均滞在時間の2種類の指標があり、前者はユーザーがサイトを1回訪問した際の滞在時間で、総セッション時間(秒)÷総セッション数で算出できる。(直帰の場合は、平均セッション時間は0となる。)後者は、特定のページにいた時間の平均で、総滞在時間÷PV数で算出できる。

離脱率

あるWEBページを訪れたユーザーがそのページを最後にWEBサイトから離れたもしくはブラウザや画面を閉じた割合のこと。各ページの離脱数÷各ページのPV数×100で算出できる。一概に離脱率が高いと悪いとは言えず、離脱すべきでないページ(商品ページやフォーム等)での離脱率が高い場合は、ページの改善が必要となる。

リファラー(Referrer)

WEBページ訪問の際の、リンク元のページのこと。参照元ともいう。例えば、Googleの検索結果画面からの訪問の場合は、リファラーはGoogle、Facebookのタイムラインのリンクから来た場合は、Facebookとなる。

アトリビューション

ユーザーがコンバージョンに至るまでの一連の行動において、接触した各メディアがどのくらいそのコンバージョンに貢献したかをみる指標。

クッキー

あるWEBサイトの訪問情報を一時的に保存する仕組みやデータそれ自体のこと。設定により閲覧履歴、ID、パスワード、メールアドレス等様々なものが保存される。WEBサイトから発行されたクッキーはブラウザに保存される。

ファーストビュー

WEBページに訪れた時に、PCやスマホのスクリーンにスクロールなしで表示される部分のこと。広告のランディングページでは、ここでいかに広告と連動した情報やメリットを伝えられるかで、直帰率が変わってくる。